小さく呟いた言葉を拾ったのか、







彼女は少しだけ驚いた顔をして、







それから、嬉しそうに笑って頷いた。









「小山さん。ずっと伝えたいことがあったんです。







…あの時は、“先生”と“生徒”でしたけど、






あの気持ちは確かに恋でした。







貴方に何を言われようと、














私の初恋です。」