「あいつ、自分のこと言うのにびびってる。 言ったらまた自分から離れて行くと思ってる。 優しい奴だからもしものときに 相手が傷つくからって。でも、あいつは誰かに 傍にいて欲しいってあいつは、隼人は きっと誰かに受け止めて欲しいと 思ってるんだと思うんだ俺」 わたしは恵まれてる子だと思ったことはない。 確かに衣食住に困ったことはないけれど あんなところに産まれて不幸だと思っていた。 でも、今わかった。 わたしは恵まれてる。 自分のことでこんなにも 必死になってくれる友達を持てたのだから。