これは私が中学2年生だった頃の話。
「みーらーいー!」
後ろを振り向けば大好きな彼、想がいた。
「想っ!どうしたの?」
「…どうしたのって何も用はないけど。美来と喋りたいってだけで呼んじゃだめだった?」
そんなことをど直球に伝えてくれる想。
「ううん、そんなことないよ!じゃあ今日、一緒に帰ろ?」
「ああ。じゃあ放課後、そっちのクラスに迎えに行くな!」
クラスが離れて半年が経っても、想がこんな風に話しかけてくれるからいつも幸せだった。
私の中学校生活は充実してたんだ。
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