「無理……ッ…ハァ。」 あなたがここにいたら私はここにいられない。 いたくない。 私の世界を壊さないで……。 「……ハァ…ごめん、私…。」 そう言って私は大っ嫌いな人がいる場から去った。 「おいっ!」 「美来!」 そう、私を呼んでくれる人たちを置いて。