数時間後 「よし!だいぶましだね!信治!」 「おう。」 床は掃除機をかけたし、机や椅子は雑巾で拭いた。 気づけば時刻は夕方の4時半をさしている。 「どうしよう…」 「なにがだ?」 「いや、ここで寝るか信治の家で寝るか悩んでるの。」 「俺んちこいよ」 「いいの?」 「あたりめぇだろ?」 「ありがと!」 あたしたちは手を繋いで家まで帰った。