原因も分からないし、どうする事も出来ない状況に、蘭と一緒に困っていると、 「香琳っ」 「蘭っ」 ーーーようやく待っていた人がやって来た。 「もう、遅いよー?」 蘭が怒ったように言うと、 「ごめん。ついでに午後の人と変わってきたんだ」 大樹君が申し訳なさそうにそう言った。 ……ん?という事は… 「これからは、佑斗達と一緒に回れるってこと?」 佑斗を見上げながらそう尋ねると、 「ああ。バンドの時間がくるまでだけどな」 嬉しそうな声と一緒にそんな言葉が。