「そうだよー!遊びに来ちゃった!」
止まらない笑いを何とか抑えて言う。
「来ちゃった、ってお前等なあ…」
まだ若干の驚きを残しながらも、徐々に呆れた表情を浮かべ始めた翔ちゃん。
「えー?何か来たら駄目な理由でもあるのー?」
からかうようにそう言った蘭に、
「そーだそーだ!」
と同調する。
「……別に駄目な理由なんてないけど。どうせ2人とも、あいつらを見に来たんだろ?」
ちらりと目線を教室の奥に向けた後、翔ちゃんは再び私達の方を向いた。
……うーん。
まあ、確かにそうだけれど。
「それもあるけれど……。でも、翔ちゃんにも会いたかったよ?」
だって翔ちゃんも、大切な幼馴染だもん。
「あーはいはい。そういう言葉は彼氏に言ってやれよ」
まあ、言ったとしても結局、どうでも良さそうに受け流されるんだけれどね。

