……やっぱりそうか。
いや、別に佑斗が取られる、なんて思っている訳ではない。
この前のパーティーで、あんな言葉を貰った私は、少し自信がついているのだ。
だけれど……流石にここまで人気があるとは思わなかった。
「これ、一体何時間待ちなんだろうね?」
蘭が私と似たような顔をしながら問いかけてきた。
「……1時間は確実だよね」
何と言っても、私達の前には何十人もの女の子が並んでいるのだ。
あ、勿論男の子もいるけれど。
しかも、ここまで並んだ女の子達が、すぐに出てくるとは思えない。
確実に30分は店内にいるはずだ。

