蘭と再び顔を見合わせる。 今度は、お互い神妙な顔をしていた。 「……これ、大樹達目当てだよね…?」 恐る恐るといったように、蘭が私に尋ねる。 「……多分、そうだと思う」 …だって、さっきから前に並んでいる在校生の女の子達が、 「あの3大イケメンと話せるかも!」 とか、 「あの3人を間近で見れるかも!」 とか言っているんだもの。 ……あの3人って…佑斗達だよ、ね? その考えを裏付けるように、 「本当、春上君も永田君も沢村君も格好良すぎっ。彼女になりたーい」 なんて言葉まで聞こえてきた。