なんて、ね。
わがままにもほどがある。
恋をしたら、気づかぬうちに、独占欲の塊みたいになってる。
このままじゃ、一緒にいても何か物足りなく感じてしまいそう。
それこそ、千のストーカーなんかになっちゃったりしたら……どうしよう。
「……フッ」
「え?」
今、千、笑った……?
何で?ていうか、本当に笑った?
「なに百面相してんだよ」
ぽかんと口を開けている私に、千は口元を隠すように覆いながら無邪気な笑顔を向けた。
千の笑顔だ……!
金曜日に見た笑みとは違う、明るい笑顔。
――あぁ、好き。大好き。
君の笑顔を見たら、もっと君を好きになっちゃったじゃないか。



