翌朝。
目覚めは最悪だった。
よく眠れなかったし、やっと寝れたと思ったら悪夢で目が覚めちゃうし。
しかも、永遠にストーカーに追いかけ回されるっていう地獄のような夢だった。
「はぁ……」
朝からため息なんて吐きたくないのに。
鏡を見たらクマができていて、さらに気分が暗くなった。
学校に着いて、朝練のためジャージを着て体育館へ向かう。
「あ、お、おはよ」
体育館の扉を開けると、そこには千がいて。
千の顔を見たら、少しは心が軽くなる。
「はよ」
朝練が始まる5分前、体育館には千以外にも人がいた。
それでも、千を一番最初に見つけられたのは、きっと恋のせい。



