件名:大好きな君へ




瑛美と桜の笑顔があったかく感じる。


二人には、私はどう見えてる?


私も、“恋する乙女”になれてるかな?



恋愛初心者な私だけど、恋の可能性は誰だって未知数。


未来なんて誰にもわからないから、一直線に進むんだ。


君を好きになって、私の世界は大きく変わったの。






――部活終わりの放課後。


途中で瑛美と別れて、家路を辿る。



コツ、コツ、コツ。


私の足音に、なんとなく耳を澄ます。


ローファーのかかとの部分が、地面に当たって音を立てる。



コツ、コツ、コツ。


コツ……コツ……コツ……。



あれ?私の足音の後に、私と同じ速さで歩いてるローファーの音が聞こえる。