件名:大好きな君へ




メールを見た桜の表情が、変わった。


瑛美と同じ顔だ。


気になって仕方なさそうな二人。



「もしかして、もしかするの!?」


「どうなの!?」



つい最近まで、恋なんてしたことがなかった私が、恋をした。


それは、私にとって大事件。


そのことを教えることで、この気持ちを共有して分かり合えるとしたら、ちょっとは恋愛のことがわかるのかな?


一人で焦ったり慌てたり、戸惑ったり意味不明だったり。


そういうことが、少しは減るのかな?



「あ、のね」



友達って、どういう存在?


何でも打ち明けられるとか、一緒にいて楽しいとか。


もちろんそういう存在でありたいと思ってるけど。



私は――互いに支え合える存在になりたい。