今日もきみに夢中♥

「あの…コタちゃん」



「焦らすなよ、ホントお前はいつも俺を困らせるよな」



「そんなつもりないよ…」



「来て欲しくねーときはガンガン来るくせに、俺が攻めると引くんだ?」



「そーじゃないの…あたし、信じられなくて…」



確かに、以前よりは仲良くなった。



だけど、いきなりこんな展開になるなんて。



「みんながいるとこで一応言っとくな。今まで女なんてオスとメスの違いぐらいで、特に意識もしたことがなかった」



その言葉におお、という声があがる。



オスとメスって、虫や動物じゃないのに。



けどコタちゃんの中では、そのぐらいの意識だったってことだよね。



「こいつがフィアンセだって聞かされたとき…正直、ホッとした」



え…そうなの?



それは、あたしも感じとれなかった。



てっきりコタちゃんは、迷惑してると思っていたから。



「将来仕事を続けていくのにも、既婚の方がなにかと便利だしな。恋愛して付き合って、結婚して。そーいう煩わしさから開放されるって思った」



…やっぱり、そうだよね。



わかってたけど、やっぱりわかってしまうと悲しい。