今日もきみに夢中♥

財布を出しているから、慌てて千円を出した。



「これで払って!」



「ややこしいことすんな」



千円をカウンターにいる人へ、強引に差し出す。



コタちゃんに払わせるなんて、そんなこと。



「これを男の恥だと思わないで!ここはあたしが。大人2枚!」



「足りねーよ、バカ」



え…。



スマートに1万円札をカウンターの人に出し、お釣りを受け取るコタちゃんを横目に、唖然とするあたし。



そして料金表を見る。



「ひとり、にっ、2千円!?高っ!!」



「恥ずかしいから、下がってろ」



じろりと二ラまれる。



当然、カウンターの人もクスクスと笑っていた。



す、すみません~。



乗り場へと案内され、逃げるように観覧車へと乗り込む。



特に並ぶこともなく、すんなり乗ることができた。



地上を離れ、ゆっくりとしたスピードでゴンドラが上へとのぼっていく。