今日もきみに夢中♥

駅から直結している屋根のない商業施設で、デッキ調の床をふたりで歩く。



外を見渡すと、海に浮かぶ大きな船が見えた。



時間があれば船に乗るのもいいかも~。



なんて呑気に考えていると。



「観覧車でも乗る?」



え、観覧車?



見上げれば、すぐそこに大きな観覧車が見えた。



っていうか。



コタちゃんがそんなことを言いだすなんて!



これはかなりデートっぽい。



「だ、だ、大丈夫なの?1周するのにかなり時間かかるよ。降りたいって言っても途中で降りれないよ!?」



「乗りたくないなら、いーけど」



しれっと言い放ち、この場を離れようとする。



これを逃したら、コタちゃんとは二度と観覧車に乗れないかも!?



「わああっ、乗ります。乗りたいですっ!」



「おっけ」



コタちゃんはあたしを見るでもなく、チケット売り場へと歩く。