今日もきみに夢中♥

「行くかー。あーもう、腹減り過ぎて腹減ってねぇ」



「え、意味わかんない!あたしはお腹空いてるよ~」



「朝飯抜くとか、バカだろお前。スタミナ切れて倒れんぞ」



「それは、時間がなかったから」



「あ~やっぱ、ツイてねーな。全ては運のせいだよな。お前が寝坊したのも、ここで降りたのも、末永につかまったのも」



ニヤニヤ笑うコタちゃんの背中を押す。



「運のせいじゃありません~!降りようって言ったのコタちゃんだよね。全てはコタちゃんのせいだから」



「ハイハイ、もーお前ってホントかわいくねーな」



そう言いながらも、最大級の笑顔をこぼしている。




「かわいくないのは自分でもわかってるよ。これでも最近素直になった方なんだから!」



「だな。とりあえず適当にどっか店入ろーぜ」



結局入ったのは、駅前にある古~い中華料理店。



初めてのデートで入った店が、こんな店なんて。



ある意味、思い出深い出来事。



一生心に残るよね。



あたしたちにとって、忘れられない



夏の日の、一幕…。