今日もきみに夢中♥

店を出るなり、コタちゃんが店の前で立ちすくんでいる。



「大丈夫?よけれたのに、どうしてわざと打たれたの?」



末永さんにひっぱたかれた場所が、赤く腫れ上がっている。



相当な馬鹿力とみた。



「俺、あいつに…ひどいことしてたんだな。あんなこと言わせて、悪かったな…」



普段、滅多に落ち込むことの無さそうなコタちゃんが、かなり堪えている。



末永さんの裏の顔を知るわけもないし、友達として…ただ純粋に信頼していたのかもしれない。



「コタちゃんのせいじゃないよ…やっぱ、女を見る目がないのかも」



いくら追い詰められたからって、最後の一言はないと思う。



コタちゃんのグループで、末永さんの影響力がどれだけあるのか知らないけど。



あれは、自分の存在を過信してるよね。