今日もきみに夢中♥

「頭は、一応正常…の、つもり。末永さん、コタちゃんを好きな時間は上だって言ってたよね」



「まーね。高校入ってからずっとだし」



「あたしは、小学生の頃からなの。ずっと、コタちゃんだけが好きだった」



「は?小学生って…」



「うちとコタちゃんち、となりなの。親も仲良くて、いつの間にかフィアンセにさせられてた。もう契約書も取り交わされてて、破断になると違約金が発生するの」



末永さんは、驚愕の表情を浮かべている。



少しは、信じてくれた?



「バカ…みたい。そんなウソついてまで、綾瀬くんが欲しいの?頭痛くなっちゃう」



あ、信じてなかった。



「ウソじゃないってば。ずっと、あたしも…相手にされてなかったよ。それは末永さんと同じ…」



「あたしはっ…あと少しで、付き合えるところだったの。あんたが横取りしたんでしょ!?」



「そうじゃないよ。コタちゃんは…きっと、誰も好きにならない。女と付き合うのなんて無駄だって今も思ってるし。

一緒にいた時間が長いなら…末永さんだって、もう気づいてるよね」



そう言うと、唇を噛み締めてる。



「あたしとのことだって…仕方なしに、だよ。将来結婚しなきゃいけない相手だから一緒にいるだけ。そこに愛なんてないもん…」



言ってて、辛くなってきた。



どうしてあたし、こんなこと話してるんだろう。



ここまで話す必要なんて、あった?