今日もきみに夢中♥

「ちょっと、先に外に出てて」



首を傾げるコタちゃんの背中を押す。



店を出て行くのを見届けると、末永さんがあたしを人気のないトイレの近くへ引きずると同時に、思いっきりニラんできた。



「花咲、どういうつもり!フざけんのもいい加減にしろ」



「あたしたち、ホントに知らなかったの。たまたまここに」



「そのことじゃない。綾瀬くんのことだから。あたしのなのに、後から手ぇ出してんじゃないわよ」



「それはっ…」



もう、全部話してしまおうか。



あたしたちの関係を。



納得してもらえないかもだけど、話すしかない気がする。



「あたしとコタちゃんは…」



「コタちゃんなんて、あたしだって呼んだことないのに…あんたって、ホントむかつく」



末永さんの手が振り上げられる。



「きゃっ」



怖くて目を閉じそうになるけど、踏ん張った。



逃げても、なんの解決にもならない。



あたしが自分で立ち向かうしか、ないよね?