今日もきみに夢中♥

末永さんの話を、スルーしたとみた。



学校では他の友達と共に一緒にいることが多かったふたりだけど、末永さんの話はコタちゃんの耳に届いてなかったんだろうな。



「わざとじゃねーけど。店、変えようか」



コタちゃんが、チラリとあたしを見てくる。



その方が、賢明だよね…。



なんともバツの悪そうな末永さんを見ていると、辛くなってくる。



修学旅行のとき。



コタちゃんがいないところで、ひどいことを言っていた末永さんを、あたしは許せないと思った。



それでも、やっぱり恋する気持ちは同じだから。



思いが通じないもどかしさ…特に、この男には色んなことが通用しない。



気持ちがわかるからこそ、少し同情してしまう。



同情なんて言い方、適切じゃないかもしれないけど…。