今日もきみに夢中♥

こんな汗だくになってのスタートなんてありえない。



はあああああ、なんだか先が思いやられる。



「デートって聞いてたらもっとマシな格好してきたのに!?」



「いつものお前でいーから。それでなんか問題ある?全然かわいーじゃん」



ええっ。



お世辞…だよ、ね?



「かわいく、ないよ…。走って汗かいたし、最悪…」



「ま、俺もこれ以上上げるのは無理」



おいっ。



「なんてな。夏だし、別に汗ぐらいかくだろ。早く涼しいとこ行こーぜ。ほらよ」



わ。



突然、手渡されたのは冷たいペットボトル。



「ジュース?これコタちゃんのだよね」



「俺のはこん中入ってる。飲めよ」



そう言って、自分が背負ってるバッグを指す。