今日もきみに夢中♥

メッセージには、駅の名前なんて書いてない。



…これじゃ、どこのことだかわかんないよね。



電話してみようか…。



ぼんやりと、そんなことを考えていると。



ポスッと頭になにかが乗せられた。



「え…う、わ。いつからいたの!?」



顔を上げると、そこにいたのはコタちゃんだった。



頭に乗せられたのは、大きなコタちゃんの手。



「今。トイレ行ってた」



「そうなんだ…」



駅は、ここで合ってたってことだよね。



そのことに、まずホッとする。



「すげぇ汗、もしかして急いで来た?」



「べっ…別に急いでなんか。遅刻したくないから走っただけ」



「それを急いだって言うんだろ」



ククッと笑ってる。



しまった…そうだよね。



「困るよ、あんな一方的な内容。メッセージ…さっき見たの。だから、慌てて…」



「断ることを知らねーのな、お前って」



うっ、それもそうだよね。



いくら見たのがギリギリでも、ホントに嫌なら断るっていう手もあるはず。



全て、見透かされてる…。