今日もきみに夢中♥

「はぁ?」



体を洗いながら、呆れたように顔を上げる末永さん。



…こっ、怖い。



メイクが全部取れて、もはや原型を留めてない。



「今の話…全部ホントなの?コタちゃん、本気で末永さんのこと心配してたのに…」



「やだ~、聞かれちゃった?綾瀬くんとキスしたことも?」



思いっきり開き直ってる。



それとも、これがこの人の性格?



だとしたら、キツ過ぎるよ…。



「聞いてたよ、全部。昨日のケガ…コタちゃんを騙すためにあんなウソついたんだとしたら、酷すぎるよ」



「話、飛んでる。あたし、綾瀬くんとキスしたの」



ドヤ顔で言われ、思わず黙ってしまう。



「あ、れ。末永さん……じゃないよね。人間違いだよー、こんなブスじゃないもん」



「なっ……」



突然、末永さんの前に立ち塞がったのは、柴ちゃんだった。



「ほんっとうるさいんだけど。公共の場だから、もっと静かにしてもらえます?」