今日もきみに夢中♥

テントに入ると、グループのみんなが入口付近にはりついていた。



「ちょっとー!盗み聞き!?」



「盗み聞きもするって!どしたの、急接近じゃない!!カレーのあと、見捨てられたんじゃないの?」



「ひどい言い方~。センター棟に行く途中、心配して来てくれて…一緒に怒られてくれたの」



こんな言い方したら、まるでヒーローだ。



ううん…今日はコタちゃんに何度も助けられた。



ホントに、あたしのヒーローだよね。



「きゃーっ、そうなの!?青春だわ~、綾瀬くん芽衣のこと絶対好きだよ!!」



柴ちゃんの興奮が止まらない。



鼻息荒く、詰め寄ってくる。



「うーん、好きってよりは。俺にどれだけ迷惑かけたら気がすむのかって感じ?」



「違うってば、気になる子じゃなきゃ追いかけないよ?普通はそうだわ」



「普通じゃないからな~。コタちゃんは」



「確かにね」



「こら、そこで納得しないのー!」



柴ちゃんとバカ話をしていると、他の子が入ってきた。



「綾瀬くん、夜中、寂しくなったらいつでも俺を呼べよって言ってたよね…やる~!」



ぜんっぜん違うし!



どんな耳してるの?