今日もきみに夢中♥

もう、耐えられなかった。



顔を手で覆いつつ、甲で涙を拭う。



「う…ひっく」



「泣く?なんでかな、怒らねー…の?」



ずっと冷ややかな声だった葉山くんが、声のトーンを和らげた。



「悲しいよ…だって…あたし、コタちゃんのなにも知らないから…。信じてるのに、なにも反論できない。それが、悔しくて」



「…ふーん」



「もう、そのぐらいにしてやって」



そうだよ、あたしをイジメるのはそのぐらいに……。



ええっ!?



「わっ、綾瀬…なんで、こんなとこに」



顔を上げたあたしが言葉を発するより早く、葉山くんが喋った。



そしてすぐそこには、コタちゃんが立っている。



どうして…?



末永さんの看病をしてたんじゃないの?



そして、いつからそこにいたの?