今日もきみに夢中♥

「このまま、帰すわけにいかないだろ。この俺がフられるとか、ありえねーの」


チッと軽く舌打ちが聞こえた気がした。



「え…」



顔を上げると、葉山くんが冷ややかな目であたしを見ている。



「綾瀬は、末永と一緒にいる…ずっとだ。テントでふたりっきりで、なにしてると思う?」



考えたくない…。



イヤイヤをするように首を横に振ると、葉山くんが鼻で笑う。



「もう、諦めれば?あのふたり、入学したときからベッタリじゃん。芽衣ちゃんの入る隙なんてない」



「それは、友達として…。それに、綾瀬くんはクールに対応してるよ」



「そうだとしても。たまに、イチャついてるの知らない?放課後の教室で、キスしてるの見かけたヤツがいるって」



ウソ……まさか、コタちゃんが?