今日もきみに夢中♥

どうしてこんなことに!?



道がだんだん狭くなり、水の流れる音が聞こえてきた。



川だ…。



しまった、あたし…こっち来ちゃダメじゃない。



けど、葉山くんが来たら絶体絶命。



どこか、隠れるとこはないかな。



周りは草が生い茂っているものの、中に入る勇気はない。



「見つけた、逃げてもムダだよ」



葉山くんが、すぐそこまで来ている。



「ヤダ…来ないで」



もう、足がすくんで動けない。



「芽衣ちゃん」



肩に手が触れた途端、体がビクッと反応する。



「やっ…」



怖くて、身動きひとつできない。



「怖がらなくていいんだよ、俺が先生のところに連れてってあげる」



や…なんかわからないけど、やっぱり怖い。



「嫌だって言ってるのに、どうして近寄るの?」



「どうして…だってさ、好きな子に嫌われたくないから。このまま立ち去ったら、俺のこともう相手にしないよね」



「今だって…そう、だよ。もう、ヤダ。葉山くん嫌い…」



ギュッと目を閉じ俯くと、顔に手が触れた。