今日もきみに夢中♥

センター棟に向かいトボトボと歩いていると、周りがだんだん薄暗くなってきたことに気づく。



そうだ、この道暗いんだっけ。



…やっぱり、誰かについてきてもらおうかな。



引き返そうとして、近くに人がいることに気づいた。



「わぁっ、びっくりしたぁ」



「そんなびっくりしなくても」



そう言って笑顔をみせるのは、葉山くんだった。



「どうして、ここに?」



「センター棟までひとりじゃ、心細いだろ。ついてってあげるよ」



って。



「ええっ、どうして知ってるの!?」



「結構目立ってたからね、あの場面で顔出すとかホント勇気あるハハハ」



まさか葉山くんにまで、知られてたなんて。



そういえばさっきも男の子に言われたよね。



みんな、テントの中から様子をうかがってたんだ。