今日もきみに夢中♥

「わーっ、わ、わ、わ」



突然大声を出したあたしに、みんな引いてる。



「…なんだよ」



「噂話はよくないよ。うん、もっと他の楽しい話しよ~」



今はふたりの話をしたくないのもあるけど。



もうこれ以上、罪を重ねたくない。



コタちゃんだって、自分の知らないところで憶測で物を言われるのは嫌なはずだし、あたしも便乗したくないから。




「芽衣の言う通りだよ~、せっかくだから柴ちゃんと彼氏の話聞かせてよ」



友達が、気を利かせてくれた。



「えっ、あたしたちの!?なんにもないよ、今日だってあんまり話せてないしねぇ」



デレデレの柴ちゃんが、かわいい。




みんなが盛り上がったところで、そっと友達に耳打ちする。



「そろそろ先生のところに、行ってくるね」




そしてすぐにテントを出た。



外に出ると色んなテントから賑やかな声は聞こえるものの、誰の姿も見えない。




湿気はあるものの、微かに頬を撫でる風が気持ちいい。




空には、満天の星。




こんな夜に、叱られるなんて。




ホント、ついてなぁ。