今日もきみに夢中♥

大丈夫だよ…って肩を抱かれ、よしよしと慰められる。



「こんなときに、あたし…自分のこと心配してる。コタちゃんに嫌われたくないとか、そんなこと。ホントのホントに最低だよね…」



「芽衣…あんた正直過ぎ。誰だって、そういうことは頭によぎると思うよ。それを口に出さないとか、後回しにするだけで、きっとみんな一緒だよ」



「そうなのかな…」



「あっ…帰って来たよ。末永さん自分で歩いてる。多分、そんなひどいケガじゃなかったのかも」



「ホント!?どこどこ!」



テントの中から顔を出し、大きな声を出していたから先生に見つかってしまった。



「そこ!騒がない!!班長からの指示があるまで、大人しくしてなさいって言ったはずよ。クラスと名前は?」



ええっ!



「2組…花咲芽衣です」



「花咲さん、消灯前の自由時間になったらセンター棟まで来ること、わかったわね」



「はい…」



うわぁ、怒られるんだ。



嫌だけど、末永さんのケガが気になる。



先生の後ろから、女の子が足を引きずって歩いてる。



その隣には…コタちゃんがいた。



ズキッ…。