今日もきみに夢中♥

「そっ、そうなんだ…まさか、綾瀬くんがそんなに芽衣に本気なんて…それならあたしは、なにも言うことはないわ」



そこで引かないでーっ。



色々事情があるんです。



結婚するけど、付き合わないって。



それ、おかしくない!?



「だろ」



だろ、じゃないわよっ。



勝ち誇った顔のコタちゃんを、ジロリとにらむ。



文句のひとつでも言ってやろうかと思ったとき、コタちゃんがスプーンを皿に置いた。



「ごちそーさん、うまかった」



最高の笑みを向けられ、息を呑む。



や…もう、なんでも許せちゃいそう。



あたしがどんなに頑張っても、この笑顔を引き出せないのに。



シーフードカレーの威力、恐るべし。