今日もきみに夢中♥

ただ、他の子と話すのが面倒くさいだけじゃんか。



あたしには、わかる。



「あたしたち、おじゃまかな。向こうに行こうか?」



柴ちゃんがニヤニヤしながら、あたしの肩を小突く。



「行かないで!絶対にここにいて」



ふたりっきりにされたところで、会話ないし。



しかもカレー食べたら、あっさり帰るんだよ。



そんなの虚しすぎ。



「遠慮しなくていいのに~。芽衣、綾瀬くんと両思いになれたんだね。ホントよかったわ~」



両思い…。



違うもん。



コタちゃんは、カレーにつられてここに来ただけ。



友達まで巻き込んで、あたしをからかって楽しんでる。



ホント、ひどい。



「この後、さっきの花火するか」



…え。



コタちゃんの声に、カレーを食べながら不意に視線を上げる。



コタちゃんの視線は、カレーに注がれてるけどそれでも嬉しい。



「…するっ」



まさか、こんなご褒美がもらえるなんて!



思わず、笑みがこぼれる。