今日もきみに夢中♥

「俺ら、両思いじゃん。よかったな」



「きゃーっ」



な、に、か、ちがーう!



みんなは盛り上がってるけど、あたしだけテンションだだ下がり。



「で。花咲と一緒にカレー食いたいけど、いっかな」



「どーぞ、どーぞっ」



他の子がコタちゃんのために席をあけ、カレーを差し出す。



絶対違う…。




ただ、ルーだけのカレーを食べたくないだけだよね?



ちゃっかり席を確保し、カレーを頬張るコタちゃん。



「うっめ~」



子供みたいに目をキラキラさせていて。



…なんなのその顔、かわいすぎ。



「きゃ~、意外。綾瀬くんって、すっごくおいしそーに食べるよね」



グループの女の子の声に、返事することもなく黙々と食べてる。



「もー!返事しなさいよ、あたしの友達なんだけど?」



「お前と話しに来たのに、なんで他の女と話さなきゃなんねーの?」



はい?


「そーだよねっ、あたしたちのことはいいの。ふたりの世界にどっぷりハマって~」



友達の声に、コタちゃんが一瞬笑みを含んだのをあたしは逃さなかった。



ほんっとに、この男は~っ。