今日もきみに夢中♥

「俺から話そうか?俺ら、さっきカップルになったとこ」



げえええぇーっ!



じゃなかった。



ええええーっ!!



あたしの心の声と共に、グループの子が叫ぶ。



コタちゃん、正気なのっ!?



「芽衣~!あんた実は綾瀬くん狙いだったの?興味なさそうな顔してやるときはやるのね」



みんなに冷やかされるけど、なんて言えばいいのかわからない。



「狙うとか、ひどい言い方やめて。芽衣は、勝ち取ったの。高校に入る前から綾瀬くんのこと、ずっと好きだったんだから。執念深いぐらい一途なのよ」



執念深いって余計な!



柴ちゃんのフォローに、周りがますます白熱する。



「高校入る前からって、初耳なんだけど。ストーカーだったの?」



やめて~、耳が痛い!



それ、前にも柴ちゃんに言われたことがある。



身に覚えがないわけじゃないから、反論できない。



いや、やっぱりあたしはストーカーじゃない。



「もーっ!聞いてればみんな勝手なこと言って。これはね、作戦なの。綾瀬くんを他の女の子から守る作戦」