今日もきみに夢中♥

「そーいうとこ、かわいい。だから芽衣ちゃんがいいかも」



クスリと笑う葉山くんは、もはや天使!?



あれだけひどいところを聞いても怯まないなんて。



全て、かわいいで括ってしまった。



ホントにそう思ってくれてるとしたら、こんなに理解ある人に巡りあうことも、早々ないかもしれない。



柴ちゃんは、表情を崩すことなく続ける。



「一度人を好きになったら、もう修正きかないんだよね。ブれることもないし、一番タチ悪いのが自分でどうしたらいいのかわかってない」



「だろうね、知ってる」



葉山くんが、意味あり気にあたしに視線を送る。



「きっと…この先、何年一緒にいても。芽衣の気持ちは、動かないと思う。葉山くんは、友達にしかなれないよ」



えっ…柴ちゃん…!?



「友達から…って、言葉もあるじゃん」



「それは芽衣には、通用しないの。友達は、友達なんだよ」



当たってる…。



コタちゃんのことを、何度視界から消そうとしてもムリで。



あたしの中で、もうフィアンセになってしまっていて。



他の男の子といても、なんの魅力も感じない。



葉山くんとだって…そう。



あたしの中では、友達を越えることはきっとない。