今日もきみに夢中♥

「はーい、ここでタイムアウトです!テントと夕食の準備が終わっていない班の代表は、ここに集まって下さい」




修学旅行実行委員の声が、マイクを通して聞こえてきた。




とりあえず、うちらはOKだよね。




罰ゲーム、免れた…良かった。




「食べよ~。たくさん作ったから、いっぱい食べてね!」




柴ちゃんが、お皿にカレーを盛っていく。




「シーフードカレーだ~!おいしそう」



「野菜小さく切り過ぎて、全部ルーに溶けちゃったの。他の班の子に、シーフードの余りもらってきちゃった」



幸か不幸か…野菜の旨みが溶け込んだルーなんて、野菜嫌いには最高のカレーだよね。



コタちゃんがホントに来たらどうしよう。



「食べよ、食べよ~。あっ、葉山くん」



柴ちゃんがあたしの後方に視線を飛ばす。




葉山くん!?



「あ~うまそ。カレーご馳走になってもいい?」



すっかり忘れてたけど、今になって突然現れた。



「冗談じゃない!」