夜道を歩きテントを張った場所まで戻ると、カレーのいい匂いがしてきた。
ぐーっ。
しまった、お腹がなってしまった!
慌てて足元の砂利をこすりつけ、わざと音を鳴らす。
わざとらしい!?
やっぱ今のは、口の音だとごまかそうかな。
そう思っていたら。
「あー腹減った。花咲んとこのカレー、何カレー?」
「え、あー…」
とりあえず、聞こえてなかった?
それとも、わざと会話を振ってくれたのか。
「何カレー…甘口カレー…かな?」
「いや、そーいうんじゃなく。野菜カレーとかさ」
「あああ、そっちね!なんだろ、料理は柴ちゃん担当だから。知らないの」
あたしも、そっちね!じゃないよね。
何カレーって聞かれてるのに、ホント慌て過ぎ。
「へー。うち、夏野菜カレー」
「おいしそー!」
「けど俺、野菜嫌いだからなー。ルーだけのカレー食う予定」
えーっ、それは悲しい!
ぐーっ。
しまった、お腹がなってしまった!
慌てて足元の砂利をこすりつけ、わざと音を鳴らす。
わざとらしい!?
やっぱ今のは、口の音だとごまかそうかな。
そう思っていたら。
「あー腹減った。花咲んとこのカレー、何カレー?」
「え、あー…」
とりあえず、聞こえてなかった?
それとも、わざと会話を振ってくれたのか。
「何カレー…甘口カレー…かな?」
「いや、そーいうんじゃなく。野菜カレーとかさ」
「あああ、そっちね!なんだろ、料理は柴ちゃん担当だから。知らないの」
あたしも、そっちね!じゃないよね。
何カレーって聞かれてるのに、ホント慌て過ぎ。
「へー。うち、夏野菜カレー」
「おいしそー!」
「けど俺、野菜嫌いだからなー。ルーだけのカレー食う予定」
えーっ、それは悲しい!