今日もきみに夢中♥

「それなに?」



「夜のイベントの景品とか諸々」



もう一度コタちゃんに視線を送ると、こちらはもちろんのこと女の子の方は見ずに箱の中をガサゴソ漁ってる。



「イベントって例の、カップル作るあれ?」



「そう。まとまるヤツはもうまとまってるし人数足んないって。お前ら出れば?」



「きゃ~、それって綾瀬くんも出る?それなら行くぅ~」



きゃっきゃとはしゃぐ、女子たち。



「俺が出るわけねーだろ」



「桜やれば?すぐに人集まるよ」



「…は?なんで俺が…」



自分の人気を自覚してないのか、ただ面倒くさいのか。



本気で鬱陶しそう。



「綾瀬くん、後で一緒に来て。部屋に取りに行きたい物があるんだけど、途中の茂みが怖くってぇ~」



「そんなの、ひとりで行けよ」



つっ、冷たい!



いや、ここですんなり承諾されても困るけどさ。