今日もきみに夢中♥

苦笑する葉山くんを前に、すかさずフォロー。



「多分、あたしが変なの。他の女の子なら、きっと嬉しいはず」



「いや、そーじゃないって。失恋したばっかなら当然だって。困るよな、急に俺がこんな…」



「う~ん…ていうか。葉山くん、他の女子にもまんべんなく優しいし。そーいうのやっぱ信用に欠けるよ」



きっと、それが一番大きいのかもしれない。



やっぱ、モテるし。



その他大勢として、適当にあしらわれてると思わずにはいられないから。



「わかった。だったら、この旅行で俺の本気見せようか?」



不意に、立ち止まる葉山くん。



髪をかきあげ、流し目を送ってきた。



本気…それって。



「いっ、いい。お断りします。なんか怖そう」