今日もきみに夢中♥

「前に言ったじゃん。好きなのに振り向いてもらえない相手」



そういえば、そんなこと言ってたような。



珍しく真剣な表情の葉山くんを前にして、微動だにできない。



「それ、芽衣ちゃんだから。綾瀬と…なんかあった?もしかして、決定的にフられたとか」



グサッ。



それは、確かにフられてるんだけど。



それよらフられる以前の問題で。



コタちゃんは女自体に興味がなく、誰でもいいっていうか。



あたしでもいい…けど、それは契約上のことで。



「ううっ…別に、どーでもいいの。あんなヤツ。フられてもないし、もう関わらないことにしたの」



「あいつも罪なヤツだよな…芽衣ちゃんを泣かせて。俺なら絶対、芽衣ちゃんにこんな顔させないのに」



葉山くん…。