「折原さんは触れるの?」 「うん。昔から、学校とかでは妖怪とぶつからないように注意してたし。 はっきり見えるよ。」 「それほどの人は、視える人の中でも、 珍しいほうなんだよ」 ふーん。 「そこの柊木くんもそうってことでしょ?」 「そうそう」 柊木蘭はずーっと黙ってどっかを眺めてるだけ。 私も一歩間違えてたら、 こんな荒んだやつになってたのか。