…………きたな。 俺の屋敷の入り口のほうから、 大量の足音が聞こえる。 『黎明さま、行きましょう』 俺の側にいた妖怪が言う。 「……ああ。」 俺は足音のする方へ向かう。 さあ、来い道元一門。 俺はおまえらをぶっ潰してやる。