「ちょっと!本当にやめてってばー!」

先生の話のあとは各自自分の種目の練習。


とりあえず私は葉月にトイレに行くと言って、誰も居ないトイレへ来て、腹黒妖怪3人のお説教。



『なんでー?』

歩積はこてん、とかわいく首を傾げる。
(絶対分かっててやってる!)



「蘭、めっちゃ睨んでたんですけど!」


『あら、大丈夫よ、かわいい七波。

あんな七波に近付こうと企む害虫なんて、
私がぎったぎたにしてあげるから』

かわいい顔でとんでもないことを
言う燈桜。


『そうだな。俺たちは正当防衛ということで見る目も当てられないほどにしよう』



「峰葉も乗るなってば!

なんで妖怪ってこんなに美しい見た目で
中身はこんなに腹黒いのかな!」