妖怪なんて見たくない!






「………峰葉。私、峰葉のために、友達たくさん作るから……!

峰葉がその人と話せるように、私、妖怪みえる友達、たくさん作るから……!」



私は本当はすごく嫌だったけど。

これは峰葉が望んでることだから。


一生懸命、言葉を紡いだ。



『………ああ』


「わたし、私っ………!

峰葉が、大好きだから……!」


『……ああ。俺も、お前が大好きだ。


七波。


俺がいなくなっても、もう、泣くな。

俺は笑った七波が、1番大好きだ』


「うん。私、もう、泣かないよ………」



かすれるような、峰葉の優しい声で。


私たちは寄り添いながら、
眠りの世界へと落ちていった。