妖怪なんて見たくない!




『…………ひどい親だな』


「ううん。私が悪いの。
……私が、おかしい子だから。

お母さんたち、助かったかな」


『……すまんな。お前を探すことしか頭になかった』


「……ううん。いいんだよ。

私はもう、
いなくなったほうがいいんだから」


『七波………』


あの夜。

峰葉は山から見えた、大きな大きな炎を
目にして、何となくその場所に行った。

そうしたら私が息絶え絶えで窓の近くに倒れてて、驚いて私を助けたらしい。