妖怪なんて見たくない!


峰葉の心配するような優しい顔や、
私の手を必死に握る峰葉の冷たい手の温度を感じて。


「…………うっ。ううっ…………!」


『ど、どうした?七波……。具合でも悪いのかっ………?』



「うわあああん!峰葉ーーーっ!」



私は今までで1番ってくらいの涙を流して。

峰葉に抱きついて一晩中、泣き続けた。