妖怪なんて見たくない!





峰葉と出会ってから半年後。


突然、あの日はやってきた。



パチ、パチ………


何かが爆ぜるような音で、目が覚める。


「ん………?」


目の前には、
お父さんとお母さんが立っていた。


「お父さん?お母さん………?」


そう言って周りを見て、気付く。


「あ、あれ………?火………?」


私の周りは、ごうごうと燃えていた。


「七波………私たちは、死ぬのよ」

お母さんが、そう呟いた。


「俺たちがお前を殺せば、俺たちは罪人だ。

だからせめて、一緒に死のう」

お父さんがそう言う。



「どういう………こと?」


「私たち、子供を産んで、
幸せになるはずだったのに!

あなたがおかしいから、私たちの人生はめちゃくちゃよ!!」