妖怪なんて見たくない!


「うわああああ。うれしいよぅー!」

『だから泣くなって!』



それから私は毎日、峰葉の元へ通った。


『今日は何をする?』

「二人でお昼寝しよう!」


『ああ。今日は楽でいいな』

「あっ!ひどい!」



『ふふ。人間は嫌いだが。

お前が来ると退屈しないな』


「………私のこと、嫌いなの…?」


『だからお前は退屈しないと言ったばかりだろう!

何でそんなに涙が出るんだ?

どこから絞り出してるんだ?!』


「わがんないぃーー」

『ああ、この泣き虫!』


そう言って峰葉はよく、私の頭を撫でて、
泣き止むまでずっとそうしてくれていた。