私達が向かったのは、病院。
『ところで、部屋とか顔とか、わかるの?』
「分からない」
そこで、ナースステーションの出番。
「あのう、すみません」
「はい?」
「私、柊木凛ちゃんの友達なんですけど、
凛ちゃんのお兄ちゃんに凛ちゃんはこの病院にいるって聞いたんですけど……」
出来る限り目をうるうるさせて言うと、。
「まあ!柊木さんの?!
ずっとお兄ちゃんしか来ないから心配してたのよ!
凛ちゃんは305号室よ。」
「ありがとうございます!」
ありがとう、そしてすいません。
だまして。
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